私の好きな人。
それは・・・・・・
小さい頃から、
仲のいい幼なじみです。
?「サラ~ヾ(o´∀`o)ノ」
サ「はいっ?
って、ヒカル~♪ おはよー」
あっ、
私の名前は南サラ。
そして、この子は、
大親友のヒカル。
ヒ「うちがサラの事呼んだら、
はいっ? って笑
こっちが、はいっ?
なんですけど~!!笑」
サ「ごめん、ごめん!」
ヒ「なんか考えてたでしょ?」
サ「いやいや何も!///」
ヒ「サラ、わかりやすい!!笑
きっと、幼なじみくんのことでしょ!!
隠さないで、いいなさーいっ!!」
サ「はいはい、そうです!
ヒカルには、隠せないよ~!!笑」
ヒ「詳しいことは、教室で聞くわ・・・
ほらっ! サラ急ぐぞー!!!」
サ「はーい!!!」
ヒカルは、
なんでもお見通し。
だけど、
なんでも話せて楽しくて、
私にとってすごく大切な存在。
~教室~
私とヒカルは、
同じクラス。
ヒ「サラ!!
んで、聞かせてー☆」
サ「えっ。
・・・・・・だからー」
ヒ「うんうん」
サ「私の恋は、
絶対叶わないな~と
思ってたの!!!」
ヒ「なんで?!」
サ「だって、
私とケイスケは幼なじみだし。
ずっと前から一緒にいる分、
今の仲のいい友達のままが
いいっていうか・・・」
ヒ「じゃ、このままでいいの?
サラ、今度ケイスケを
遊びに誘いなよ!!」
サ「うーん。あっ、そうだ!
お母さんに頼んで、
今度ケイスケ家と、パーティーしよう!
って言ってみよう!!
そしたら、話せるかも・・・」
ヒ「そーだよ!!
がんばんなよ♪」
サ「うん! がんばる☆
ありがとう♪」
~家~
サ「お母さん!!
今度、ケイスケ家と
パーティーしようよ☆」
母「あ、最近そういえばしてなかったわね~。
いいわよ、じゃ、電話してみるわ」
お母さん電話中・・・
母「今週の土曜日の夜、
うちでパーティーするからって
言っといたわよ!
久しぶりね。楽しみだね」
サ「うん!!」
~サラの部屋~
はぁ、
誘えたのはいいものの、
どうしよう。
でも、ここまできたら
言うしかない。
私は息抜きに
少し散歩することにした。
時刻は8時。
外はまっくら。
そしたら、
ほぼ毎日聞いている
アイツの声が・・・。
?「ん!? サラ??」
サ「あ、ケイスケ! やっほ」
ケ「やっほ、じゃねーよ。
なにやってん?」
サ「なんか息抜きに、
外の空気、すいたくて」
ケ「ふーん。
あ、今週の土曜日、お前家で
パーティーするんだってな。
俺も行くから、よろしく」
サ「うん、待ってるよ」
ケ「じゃ、俺帰るぞ。
また明日な!
サラも帰れよ~!!」
サ「おやすみー☆」
そういうと、ケイスケは
私に手を振って帰った。
息抜きどころか、
ケイスケに会って
もっと息苦しくなった気が・・・。
寒いし、帰るか。
私は、
トボトボ帰ってった。
~次の日~
ヒ「誘えたの?!
良かったじゃん♪」
サ「うん。でも、
ちゃんと言えるかな」
ヒ「ほら、サラ、
もしものこと考えてたら、始まんないよ!!
がんばれ! がんばれ! サラ!!」
サ「ありがとう。
なんかあったら、
電話していい??」
ヒ「当たり前! もちろん!!!」
~土曜日~
ついにこの日が
きてしまった。
ケイスケたちが
もうすぐ来てしまう。
ピンポーン♪
あっ!
きてしまった。
ケイスケ&弟くん「お邪魔します!!」
母「いらっしゃい☆」
ケ「よっ! サラ!」
サ「よっ!
ほら、早くあがってー」
それからご飯食べたり、
デザート食べて・・・ゲームして。
お母さん達同士でも
仲良く話していたから
特になんも言われることもない。
昔は毎日のように、
こうしてケイスケと
遊んでいたな。
と思うと、
自然と笑顔になった。
ケ「ちょっ、サラ、
なにニヤニヤしてんの?笑」
サ「なんでもないよ!!」
母「サラ!! お金あげるから、
アイスでもなんでも、
買ってくれば??」
サ「あ、わかった」
ケ「俺も行く!!」
弟くん「僕も!!」
ケイスケの母「だめ!
ほら、お兄ちゃんとサラちゃんが
行ってくれるから」
弟くんは、
まだ幼稚園児。
さすがに、危ないし、
いつ泣くか・・・。
だから、弟くんは、
お母さん達と
お留守番してることになった。
ケ&サ「いってきます!!」
私たちは、コンビニに行って、
買うものを買ったあと、
私は決心した。
今の気持ちを、
ケイスケに伝えようと・・・。
サ「ケイスケ、あのさ・・・
いきなりでごめん!!
実は、ケイスケのことが好きでした。
こんな私だけど、
付き合ってもらえますか??」
ケ「・・・え、まじかー!
俺、ついに幼なじみにも
恋されちゃったかかぁー!」
サ「ケイスケ、バカにしてんの?
もう、ケイスケなんか知らない!!」
私はイライラして、
走ってしまった。
すると、
ケ「まてよ、
まじで嬉しかった。
ありがとう。サラ。
実は、俺も、
話しておかなきゃいけないことがある。
サラ・・・俺、もうすぐ転校するんだ」
私は理解できなかった。
ずっと一緒だったのに。
頭がうまくまわらない。
ケ「今日、
絶対言おうって決めてた。
それも、サラに告白されるなんて・・・
正直、ビックリしたけど、
それ以上嬉しかった」
ケ「俺も、大好きだよ」
サ「/// うん・・・」
ケ「サラ、俺、引っ越しても
メールとか毎日するから!」
サ「う、うん(泣)
会いに来てね。ときどき。
私も、会いに行くから」
ケ「泣くなよ!!
いつだって会える。
俺は、サラのことずっと思ってる。
サラ以外、好きになるヤツいない」
そんなこと言われたら、
余計泣いちゃう。
私は顔が
グチャグチャになるくらい、
泣いて泣いて泣いて・・・。
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
ケ「ただいま!!」
母「サラ!!! どうしたの??!
そんな泣いて・・・」
ケ「俺が転校するって話したら、
泣いちゃって」
母「あら、、、
でも、いつか言わなきゃって
感じだったしね。
ケイスケくん、言ってくれたのね」
サ「お母さん、知ってたの??」
母「ええ、でも、
直前まで言わないでおこうと
ケイスケママと決めてたの」
サ「でも、言えたからいい!!
お母さん、私大丈夫だよ」
ケ「俺たち、付き合うことにします。
遠距離でも、サラと俺は
つながってるんで!!」
母&ケイスケ母「そう。良かったわね(^^)」
サ「え、反応薄くない?!」
母「だってー、
いつ付き合うのかって
思ってたし・・・」
ケ「お見通しだな、笑」
サ「ね。笑」
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
それから、1週間後、
ケイスケは転校した。
ヒカルには、
気持ちは伝えて、
付き合うことになった。
って言った。
ヒカルは、とびきりスマイルで、
良かったね~!!!! って
言ってくれた。
サ「あれから2年か」
メールは毎日してるけど、
会ってはいない。
サ「会いたいよ」
ピコン♪
サ「ん? あ、ケイスケ!!
『玄関開けて?』えっ・・・」
ガチャっ・・・。
ケ「久しぶり!!!」
サ「会いたかった~」
思わず、ケイスケを
抱きしめた・・・。
ケ「俺も、
会いたかったから
会いに来た・・・」
目の前には、
2年前にいなくなってしまった
彼がいた。
やっぱり落ち着く。
・・・・・・・・・・・・・・・
私たちの恋愛事情。
幼なじみだけど、
付き合っていて遠距離恋愛をしている、
甘酸っぱい恋愛事情。
ケ「会いに行くから、
いつでも待ってろ」
サ「うん。
待ってるよ・・・」
☆END★