こんにちは!
私、宮原響!
今年、中学生に
なりました!
?「ひーびーきー!
おはよーーーー」
響「ほんっと朝からひなは、
元気だねー笑」
この子は、
親友のひな!
家がとなりで
仲良くなったの!
いっつも元気で可愛くて、
みんなからの人気者!
?「おはよっ。
あいかわらずひな、元気だな」
ひな「おはよー! あおい」
響「おはよ。あおいくん」
この人は、ひなの幼なじみの
あおいくん!
実は私、あおいくんの事が
好きなんだ。
あおい「響もつかれるだろ笑」
響「まーね笑笑笑」
ひな「ちょっと、
2人ともひどいー!」
響&あおい「笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑」
?「あおい! おはよっ!」
うわっ。。。
れん先輩だー。
あおい「おはようございます!」
この人は、2年生の
れん先輩。
誰も文句の言えない
美少女。
男子と、
3年生の先輩には
超人気。
でも1、2年女子には
不人気・・・。
その理由は、
男子や先輩がいない所では
顔が変わる。
性格も一気に
悪くなる。
そして、
1番の問題は・・・
れん先輩は、
あおいくんのことが
好きみたい・・・。
響&ひな「おはよう・・・
ございます」
れん「あ、ちょっと、
響ちゃんに話があるから
来てくれる?」
響「あ、はい」
あおい「あとでなー」
ひな「あ・・・あとで」
・。・:*・°・・・。・:*・゜・。・:*・゜・・・。・:*・°・・・。・:*・゜°・
〈体育倉庫〉
れん「ねぇ、あんた」
響「はい」
れん「私、あおいのこと
好きなの」
響「っ・・・」
やっぱ、そーなんだ。
れん「もちろん。
協力してくれるよね」
響「・・・でも私、
あおいくんのこと
好きなんです!」
あ、言っちゃった。
れん「ふーん。だから何?
あんた先輩のいうことが
聞けないわけっ?」
響「すみません・・・」
れん「今後、あおいと
関わらないで」
響「え?・・・」
れん「わかった!?」
響「・・・・・」
れん「もし関わったら、
あんたがあおいのこと好きなの
みんなにばらしてやるからw
気をつけて?w」
・。・:*・゜・・・。・:*・°・・・。・:*・°・。・:*・゜・・・。・:*・°・
〈放課後〉
あおい「響!
今度の体育祭の練習したいって
いってたよな。いつにする?」
響「ごめん。
もういーや」
あおい(俺、なんかしたかな・・・)
そっか・・・
もうすぐ体育祭だ・・・。
・。・:*・°・・・。・:*・°・・・。・:*・゜・・・。・:*・゜・・・。・:*・゜・
〈LINE〉
ひな《今日、れん先輩に
何言われたの?》
響《いや、別に》
ひな《どうしたの?
元気無くない?》
響《そんなことないよ!》
ひな《ふーん》
響《うん》
ひな《そーいえばさ!
いついうの?》
響《何のこと?》
ひな《もー! 体育祭の!》
あー。
そーいえばうちの学校、
体育祭の日にカップルになると、
その恋は永遠に続くっていう
ジンクスがあるんだよなー。
響《あー。あれか!》
ひな《そうそう!
で、いつ?》
響《やっぱりいいや。
どーせふられるから》
ひな《ちょっと待ってて》
響《あ、うん》
どーしたんだろ。
ピーンポーン♪
(家のチャイム)
響「はーーーい」
ガチャッ。
響「え? ひな?
どーしたの!?」
ひな「どーしたのは、
こっちのセリフ!
とりあえず、おじゃましまーす!」
・。・:*・°・・・。・:*・°・・・。・:*・゜・・・。・:*・゜・・・。・:*・゜・
〈響の部屋〉
ひな「で、何があったの?」
響「何って、別になん・・・」
ひな「なんでもなくない!」
響「え?」
ひな「こんな元気ない響、
初めて見た。ショックだよ。
いつも元気で笑顔な響が、
うちは好きなの!
おまけに嘘もつくなんて・・・
うちら、親友じゃないの?」
響「っ・・・・・・ごめん」
ひな「教えて! れん先輩に
何言われたの」
響「実は・・・・・・・・・」
私はひなに
すべてを話した。
ひな「そんなことがあったんだ。
気づいてあげれなくて、ごめんね」
響「私こそ、嘘ついて
ごめん・・・っ・・・っっ」
私の目からは、
涙が溢れてきた・・・。
ひな「響泣かせるなんて、ひどい!
うちがこらしめに・・・」
響「ダメ!
それは、やめて!」
ひな「え? どーして」
響「私がひなに
喋ったことがバレたら、
先輩何するかわかんないよ・・・
もしみんなにばらされたら、
あおいくんにも迷惑かかっちゃう」
ひな「でも響、
ずっとあおいの事
好きだったじゃん!」
響「もーいいの。
私、諦めたから」
ひな「諦めたら泣かないでしょ!?
なんでそんなに弱気なの!」
響「だって・・・
もう、無理だよ」
ひな「うちが無理!
親友の恋は、
最後まで応援する!
そう決めたから!」
響「ひな・・・
ありがとぉぉぉっ・・・っ」
私の目からは、
また涙が溢れてきた。
ひな「じゃあ、
解決しましょうか!」
響「解決って、
どうやって・・・」
ひな「・・・・・・・・・・・・・・・」
響「えぇぇぇぇ!!!
そんなの無理だよ!」
ひな「無理じゃない!
とりあえずあおいには、
私がれん先輩に言われたこととか
全部話しておくから!」
響「えっ、
ちょっとまってよー!」
ひな「まあそーゆーことで!
じゃあね!
おじゃましましたーーー!」
響「・・・・・」
どーしよどーしよ
どーしよどーしよ・・・。
・。・:*・°・・・。 あおいside :*・゜・・・。・:*・゜・・・。・:*・゜・
〈あおいの家〉
俺、なんか響に
したかな・・・
でも、
思い当たる事なんて
何1つない・・・
ピーンポーンッ♪
(家のチャイム)
あおい「はーーい」
ひな「おじゃましまーす!笑」
あおい「えっっ、
ちょっっと何だよ、
いきなり」
ひな「ちょっと
話があって!笑」
あおい「実は俺も、
相談したいことがある」
ひな(もしかして・・・?
ニヤニヤ)
ひな「ん? じゃあ先に
どーぞ?」
あおい「・・・あぁ」
あおい「・・・・・・・・・」
俺は、響がいきなり
つめたくなったけど、
その理由がわからないことを
ひなに相談した。
ひな「もしかしてさ、
響のこと好きなの??
(ニヤニヤ)」
あおい「・・・////」
ひな「図星?(ニコニコ)」
あおい「あ・・・あぁ////」
ひな「赤くなっちゃってー!
可愛いでちゅね!笑笑笑笑笑」
あおい「う、うるせぇょ。
そんなことよりお前、
何しにうちに来たんだよ」
ひな「あぁー。
えーっと・・・・・・」
あおい「そーだったのか。
俺と関わったら、
秘密がみんなにばらされるのか」
ひな「そーそー」
あおい「でも、なんで俺と!?
ってか、秘密って何!?」
ひな「それは・・・まだ言えない。
っていうか、うちの口からは
言えない」
あおい「なんだよ、それ」
ひな「まー、
そーゆーことだから、
響には、関わらないで!」
あおい「いつまで・・・」
ひな「1週間くらいかな?」
あおい「1週間なら・・・
わかったよ」
ひな「あと!
れん先輩には、
何も言わないでねっ!
今まで通り! ね!」
あおい「わかったよ」
ひな「じゃあ、
おじゃましましたーーー!」
あおい「あ、おう!」
1週間かぁ・・・
あ、ちょうど
体育祭の時だ。
・。・:*・°・・・。 響side ゜・・・。・:*・゜・・・。・:*・゜・
あー、もう。
ひな、余計なこと
してないかな・・・
それより、
体育祭の日!
どうしよう。
・。・:*・。・・:*・゜ 体育祭当日 ・・・。・:*・゜・・・。・:*・゜・
私はあおいくんと
関わらないまま、
1週間が過ぎた。
この1週間、ぜんっぜん
楽しくなかった。
あおいくんの
存在の大きさに
きづいた。
私は、放送委員。
親たちが帰った後の
告白タイムが当番。
・。・:*・:*・°・・・ 閉会式 。・:*・゜・・・。・:*・゜・・・。・:*・゜・
閉会式の後が、
告白タイム。
ひな「響、頑張ってね!笑」
響「もう、
バカにしてるでしょう!」
ひな「だってぇぇ!
(ニヤニヤ)」
・°・・・。・:*・ れんside ・・・。・:*・゜・・・。・:゜・・・。・:*・゜・
宮原響、
静かにしてくれた・・・笑
私、ずっとこの時を
待っていたの。
告白タイム!笑
私はあおいに
告白する。
あの子は、放送委員だから
告白する暇なんてない。
放送委員に推薦して
よかった。笑
・。・:*・°・・・。・:*・°・・・。・:*・゜・・・。・:*・゜・・・。・:*・゜・
放送「これで、体育祭を
終わります」
親「ガヤガヤ」
親が帰った・・・・・・・・・。
放送「続いては、
みなさんお待ちかねの
告白ターイム!」
生徒「イェーーーイ!!」
放送「皆さん!
準備をしてください!」
・。・:*・°・・・。・:* 響side ・:*・゜・・・。・:*・゜・・・。・:*・゜・
つ、ついに
この時がぁ・・・・・・・・・。
ひな「ファイトッ♪」
放送。
私の番だ。。。
響「さぁ、皆さん。
準備は、できましたか?」
生徒「イェーーーイ!」
響「それでは、告白タイムを
始めます!」
生徒「イェーーーイ!」
あ、れん先輩が
あおいくんに・・・。
響(放送)「ちょっとまったぁぁぁ!」
生徒「・・・・・・・・・」
響「わ・・・わたしは、
1年生の、山口あおいくんが、
大好きです!」
言っちゃったー。
生徒「え? 放送で告白?」
生徒「やばー」
れん「ちょっっっ、あんた!」
えっ?
あおいくん?
何してるの?
生徒「朝礼台、上がったよ?」
生徒「何何?」
あおい「おれも!!!
響のこと、ずっと前から
だいすきだった!!!!」(大声)
響「え?? 嘘でしょ?」
ひな「はやく! 響も
朝礼台上がってっ!」
響「え?
なんでなんで?」
ひな「いーから、はやく!」
コツッ、コツッ、コツッ。
(朝礼台に上がる音)
あおい「響、俺のせいで
傷つけてごめん。
これからは絶対に幸せにする!
だから、付き合ってください!」
響「え???
も・・・もちろん!
よろしくお願いします!」
生徒「フーーーー! フーーーー!」
生徒「あおい!
あつあつだなー笑」
あおい「う・・・
うるせぇょ!/////」
ひな「響ー! 良かったね!
作戦大成功っ!」
響「ひな・・・
まさかOKされるとは
思ってなかった・・・」
ひな「ニコニコ」
・°・・・。・:*・ れんside ・・・。・:*・゜・・・。・:゜・・・。・:*・゜・
なっ・・・
なによ、あいつ・・・
生意気。
あおいも、
好きだったなんて・・・
ひな「せんぱい!」
れん「何・・・」
ひな「私達、友達に
なりませんか?」
れん「は? 何言ってんの。
もともとお前が全部
やったんだろ」
ひな「あ・・・はい。
すみません」
れん「じゃあなんで、
友達なんかに・・・」
ひな「だからこそです!」
れん「は?」
ひな「迷惑かけたお詫びに!
たくさん遊びましょう!」
れん「なんで・・・
私の事、憎くないの?」
ひな「憎くなんか
ありません!」
れん「・・・?」
ひな「女の子は、
誰でも嫉妬するもの!
私だって、今、
大好きな響を取られて
あおいに嫉妬してるし」
れん「っ・・・っ・・・」
こんなに
わかってくれる人がいると
思わなかった・・・。
ひな「先輩、泣かないで!
響も先輩のこと、
憎んでないみたいですよ?」
響「せーんぱーい!」
れん「なんで?」
響「なんでって・・・
先輩は、普通の女の子だから!」
れん「ごめんなさいっ!
あおいと仲良くしてるのが
許せなかった」
響「大丈夫です! 私だって、
あおいくんと楽しそうなひなに
嫉妬してました!笑 いっつも!」
あおい「俺だって、
ひなとほぼ初対面なのに、
2人だけで話せる先輩に
嫉妬していました」
ひな「みんな、
嫉妬だらけじゃんっ!」
3人「そーだね!笑笑笑」
ひな「まあ、そーゆーことで!
これから私たち、いつメンね!」
3人「うん! よろしく!」
・。・:*・°・・・。・:*・°・・・。・:*・゜・・・。・:*・゜・・・。・:*・゜・
響&ひな&あおい&れん
(みんなありがとう。大好きだよ)
The end☆☆☆☆