「きゃあぁぁぁぁ!!!」
あーあ。
またかよ。
「亮太!」
「あ、あんな」
「大丈夫?」
「なわけねぇよ」
「だよね」
わたしは、あんな。
彼は、亮太。
私達は、幼馴染みだ。
そして、亮太は
すごくモテる。
学園1かもしれないくらいだ。
「りょ、亮太くんっ!」
「これ、受け取ってください!」
「ねぇ、
こんなの毎回もらっても
亮太、困ってるよ」
「え、あんた、
亮太くんの何?」
「幼馴染みよ」
「あんな、お前、やめろよ。
せっかく、くれんだから」
「幼馴染み?
彼女じゎないわけ?
なら、私達に口答えする権利は
ないわね」
「は?
私を誰だと思ってるわけ?」
「ただの生徒でしょ?
私達は生徒会に
入っているのよ?」
「生徒会に入っているのなら
尚更知っておいて欲しかったわ。
第一ニコラ学園生徒会会長!」
「え。し、失礼致しましたっ!」
「お前なw まじ迷惑だ」
「ごめん!」
「俺がお前、
守りてぇのによぉ」
「え」
「おれ、あんなが好きだ!
つきあってください!」
「え、あ、うん!
お願いします!!」
☆えんど☆