恋したり、恋されたり。
ヤキモチやいたり、やかれたり。
恋ってそれが永遠なんだと思うんだ。
☆・。・:*・°☆・。・:*・°☆・。・:*・°☆・。・:*・°☆*:・・・
?「ねーねー、響恋した??」
「えー!? してないよぉ!」
嘘です。
?「えー!?
隼也のことが好きなんじゃないのー?」
「ないない!」
嘘です。
隼「へぇー。そーなんだぁ笑
ま、どーでもいいけど」
え、どーでもいいの・・・(T_T)
私は響。
隼也に恋してもう3年たつ。
で、今まで話してたのが
親友のリンカ。
私はポジティブなフリして
ネガティブ女です!!
心の中で隼也に
好き好き言ってるしね。
隼「そーだ、そーだ!
今度試合あるんだ!
来ない?」
隼也はサッカー部なの!
一応エース! キャー。
リ「行く行く!!」
「えー!?」
隼「きーまり! 来いよ!」
マジか!! やった!
楽しみだなぁ。
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試合当日。
頑張って隼也!
コロコロコロコロ・・・
あ、ボール!
?「あ、ありがとうー!」
「あ、どーぞ!
あの、頑張ってください!」
?「ありがとう!」
誰だろ・・・
隼也と同じサッカー部ぽいけど・・・
「ね、リンカ。あの先輩・・・」
え!? リンカ顔赤すぎ。
リ「あ、ごめんね! なに?」
「リンカ、あの人のことすきなの?」
リ「ばれた?
ハルキ先輩だよ!
知らないの!?」
「知らない」
リ「サッカー部の部長であり、エース!
何でもできる秀才!
まさに私の理想なの!」
「へぇー」
その後ハルキ先輩は
次々に点を入れた。
凄い。
ピピーッ。
試合終了。
え! え!
ハルキ先輩が近づいてくる!
ハ「さっきはありがとう!
君のおかげで頑張れた!」
「あ、はい!」
ハ「これ、連絡先。いつでも」
「ありがとうございます」
リ「・・・・・」
隼「・・・・・」
いい人なのかな・・・
隼「響、何されたの?
ハルキ先輩に」
「連絡先教えてもらって・・・」
隼「そ、そか」
なんか、カタコトしてる?
期待もっていいのかな。
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隼「あの、好きです」
え?
教室から隼也の声が・・・
相手はリンカ!?
リ「え!? うん。いーよ」
え、ハルキ先輩なんじゃ・・・
ダッ!
いつの間にか走り出してた。
隼「響・・・?」
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~次の日~
リ「でねでね、ミウちゃんがねー」
「あのさ、隼也と付き合い始めたの?」
リ「え・・・うん。
でも、いーじゃん!
響はハルキ先輩といい感じだし、
隼也のこと好きじゃないんでしょ?」
「・・・・・」
「うん。お幸せに」
逃げだして来ちゃった。
リンカと隼也みるの辛いよ。
ハ「響ちゃん?」
「ハルキ先輩・・・」
ハ「どうしたの?」
「私、隼也のこと好きだったんです。
だけど・・・(T_T)」
ハ「俺なら響ちゃんを泣かせたり
しないんだけどな」
「え??」
ハ「好きです」
どーしたらいーの?
でも、ドキドキしたな。
「はい」
ハ「本当!?」
いいのかな・・・
☆・。・:*・°☆・。・:*・°☆・。・:*・°☆・。・:*・°☆*:・・・
隼「ハルキ先輩から聞いた。
付き合い始めたの?」
「うん。隼也もおめでとう。
リンカを幸せにしてね」
隼「・・・・・」
プップー。
いや! トラック!
隼「危ない!」
「ひゃっ!」
危なかったー。
「隼也、怪我してる!」
隼「え、あーこれぐらい」
「ダメだよ! ごめんね、隼也」
私は手当をしました。
この時気づいたんだ。
やっぱり私は隼也が好きです。
*。・ リンカside ・。*
リ「はーぁ」
?「可愛いね!
ねーねー、一緒に遊ばない?」
リ「え、え、やです」
?「そんなこと言わずにさ」
ハ「くだんねーことしてんじゃねーよ」
?「やんのか?」
ハ「警察呼ぶよ?
ってか、もう呼んでるけど」
?「やべ、逃げよーぜ。(・д・)チッ」
ハ「リンカ大丈夫?」
リ「ハルキ先輩・・・」
ハ「頼れよ。先輩なんだし」
やっぱり私は
ハルキ先輩が好きです。
☆・。・:*・°☆・。・:*・°☆・。・:*・°☆・。・:*・°☆*:・・・
~次の日 響side~
「ごめんね。
私も隼也が好きなんだ」
私はリンカに本当の事を
言いました。
リ「うん、知ってた!
私もね、気づいたんだ。
ハルキ先輩が好き。大大大好き!」
「リンカ、大好きだよ!」
リ「響、大好き!」
*。・ 隼也side ・。*
隼「ハルキ先輩、俺、
リンカのことが好きでした」
ハ「え、過去形?笑」
隼「はい。今は響が好きです。
大好きです」
ハ「うん。気づいてたよ!
俺も響が好きだった」
隼「え、過去形ですか?笑」
ハ「うん。今はリンカが好き」
隼「響を返してください」
ハ「リンカをくれ」
☆・。・:*・°☆・。・:*・°☆・。・:*・°☆・。・:*・°☆*:・・・
*。・ 響side ・。*
って言ったものの
私だからなぁ。
なんにもできないのかな。
隼「響!」
「隼也!?」
隼「俺、ずっとリンカのことが好きって思ってた!
でも、ハルキ先輩といるのを見て、胸が痛くなった。
これは多分ヤキモチだと思うんだ。
昨日の事で確信した」
「・・・・・」
隼「俺は響が好き」
隼「俺と付き合ってください」
「リンカは?」
隼「今頃ハルキ先輩が行ってるよ」
*。・ リンカside ・。*
ハルキ先輩はまだ
響が好きなのかな(T_T)
ハ「リンカ!」
リ「ハルキ先輩?」
ハ「俺が好きなのは響じゃない。
リンカなんだ!」
リ「へぇ?」
ハ「俺と付き合って欲しい」
リ「え、響は?」
ハ「今頃隼也と一緒だよ」
ハ「返事」
リ「はい! 大好きです! 先輩!」
*。・ 響side ・。*
隼「響を守りたい。
誰にも触らせたくない」
「守るなら、大事にしてね」
隼「おう!」
ギュッ。
隼「好きです」
「私もです」
☆・。・:*・°☆・。・:*・°☆・。・:*・°☆・。・:*・°☆*:・・・
恋をしたり、恋されたり。
ヤキモチやいたり、やかれたり。
それが永遠なの。
でも、いつかまとまる日が来たら
いつか運命に出会ったら
必死で守って行きたい。
大好きな君への
この気持ちを。
*end*