こんにちは!
聞きたいことがあるんだけど
良いですか?
みんなは守護霊って
いると思う?
私、いると思うよ。
私たちを守ってくれるの。
だって・・・
あんなことがあったから。
☆―――――――――――――――
私には好きな人がいた。
その人は渡江純也。
かっこよくて、
勉強が出来て、
運動神経が抜群な彼に
私は恋をした。
ある日、
私が帰ってるとね。
純也「おう! 咲綺!
一緒に帰ろーぜ!」
咲綺「えっ、
う、うん」
そして私達は沈黙のまま、
でもね、私は
ようやく気づいたの。
言えるチャンスじゃん!
って。
咲綺「あのさ。。」
純也「うん」
うん。
言うよ。
咲綺「純也。私ね。
純也のことが好き」
そして驚いて彼は言う。。
純也「俺も好きだよ」
嘘、、
涙があふれてくる。
そして私の初恋は、
ハッピーエンドでした。
☆―――――――――――――――
え?
守護霊の話してたって?
でもね。
2回目のデートの時。
私と純也で
遊園地に行ったんだけど、
純也がソフトクリーム
買いに行ってる間に、
彼は消えてしまった。
何分も待ったけど、
ソフトクリーム、
何十分もかかる?
だから、
ソフトクリーム売り場に行ったの。
そしたら、
純也が倒れてた。
私はパニックになった。
咲綺「純也!? 純也!」
周りの人に状況を聞き、
電話はしてた。
そして2分もかからなかった頃。
純也は救急車で運ばれ、
病室でぐったりしながら寝ている。
*.*.*.*.*.*.*.*.*
咲綺「純也!
目を覚まして!」
この言葉を純也に言ったら、
純也お母さん「純也!?」
純也お母さんが
こちらを向いて
ペコリとお辞儀をする。
そして、
私に問いかける。
純也お母さん「あなたが咲綺ちゃん?」
え、なんで知ってるの??
咲綺「あ、はい」
純也お母さん「お世話になっております。
純也から話は聞いてて、
彼女さんなんですよね??
でもね、
大変言いにくいことなんですけど、
別れた方が咲綺ちゃんのためだと思います」
え?? なんでよ!
私は頭が真っ白になり、
頭が痛くなった。
咲綺「な、なんでですか!?
せっかく、、」
そして、純也のお母さんは
言いにくそうな顔をして
私に言う。
純也お母さん「あのね。。
純也ね。
病気なの。
余命は半年。
でね。
今日は半年ちょっと」
え、、、
純也が、
死んじゃう、、。?
私は混乱して
よく分からなかった。
咲綺「嘘ですよね、、!!!!!!
嘘ですよね!!」
そういった時だった。
純也「嘘じゃない」
純也、、?
咲綺「嘘って言ってよ!
純也!」
でも純也は顔を変えない。
純也「信じてくれ。
でも、俺は咲綺が好きだよ」
ピーーーーーー
心電図モニターが、なる。
純也は笑顔な顔をして、
亡くなった。
☆―――――――――――――――
それからの毎日はどん底。
ずっと泣いて。
ずっとずっと泣いた。
でもね。
私は最近、
ある感覚があるの。
誰かに守られてる感じ。
純也かな?
私は純也に
守られてるのかな?
純也、
聞いてる?
私はあなたが大好きだからね。
そして、
空には虹ができた。、
☆―――――――――――――――
――End――