*。・ 中学1年生の春 ・。*
ナルミ「あああー。
やっぱり翔大郎君かっこいい!!!
翔大郎君と付き合いたいなぁ」
ナルミ~翔大郎君を見ながら言う~
マホ「私は純也君と
付き合いたいなぁ」
マホ~純也君を見ながら言う~
~翔大郎君と純也君は、
横でおしゃべりしている~
ナルミ、マホ「はぁー」
ナルミ「私たち告白しない!!??
2人で頑張ろうよ!!」
マホ「うん!!
いいね、それ!!」
ナルミ「じゃあ
今週中に告白しよう!!」
マホ「いいね!
どきどきしてきた!!」
*。・ 後日 ・。*
ナルミ「ついに今日だね!
がんばろうね!!」
~マホちゃんは、
話を聞いてから
無視して走って逃げる~
~ナルミはマホちゃんの
後ろ姿を見たまま首を傾げ、
普通に過ごす~
ナルミ「あ、次の授業
移動教室だね!」
リナ「一緒に行こうよ!」
ナルミ「いいよ!!」
ナルミ(あ、でもこの時間に
告白するはずだったのに・・・
マホちゃんまだかなぁ)
ナルミ「マホちゃん見てない!?」
リナ「見てないよぉ!
あ! でも10分ぐらい前に
音楽室のほう
走っていったの見たよ!!」
ナルミ「ほんとに!!??
その時誰かいた?」
リナ「翔大郎君いたよ!!」
ナルミ「え・・・」
ナルミ(まさか・・・)
~ナルミは
リナちゃんをおいていったまま
走って音楽室のある方へ~
*.*.*.*.*.*.*.*.*
マホ「お願いします!
付き合ってください!!」
○君「よろしくおねがいします!」
~音楽室の中から聞こえる~
ナルミ(え!?
もしかして翔大郎君に
告白してるの??)
~ナルミは
音楽室の扉を開ける~
~マホちゃんの前にいたのは
純也君だった~
ナルミ「純也君!!!!
純也君だったのね!!」
純也君「うん、
そうだよ・・・??
どうした?」
ナルミ~泣きだす~
マホ「どうしたの??」
ナルミ「私の好きな翔大郎君に
告白してたと思ったの・・・」
マホ「私の親友の好きな人を
とるわけないじゃん!!」
ナルミ「よかったぁぁ~」
マホ「ほら、
はやく翔大郎君
出ておいでよ」
~翔大郎君が
音楽準備室から
でてくる~
ナルミ「え・・・・・・」
翔大郎君「ずっと好きでした。
俺のこと好きなら
付き合ってください!!」
ナルミ「うん!
こちらこそ
付き合ってください!
よろしくおねがいしますっ!」
~ナルミ、翔大郎君は、にっこり~
マホ「良かったね!
よし!
ダブルカップル誕生!!
4人でいつか出かけようね!!」
ナルミ「うん!!!」
なんて最高なの。
この4人。
私は、あなたしかいないから!
*END*