こんにちは!
私、涼凪!
ダンス部です!
?「すずなぁー!
おはよ~!」
この子は果耶!
私の親友!
そして同じくダンス部!
涼「おはよ~!
かやぁー!」
毎朝自転車で
学校まで通ってます!
そしてもう1人・・・
?「すずなぁー
かやぁー
うーっす!」
こいつは純也、
同じダンス部
そして・・・
私の好きな人。
涼「おーじゅんや、
うすー」
果「おはー」
こうして
毎日3人で
登下校してる。
私が純也を好きなのを
知ってるのは果耶だけ。
好きって
もちろん言いたい!
だけど言えない。
それでも
毎日充実してます!
ところが、
ある帰り道。
涼「きゃー!!!!」
果・純「すずな!」
信号を渡っていると
私がバランスを崩して転んだ。
そしたら純也が
私のことをかばって、
トラックにひかれた・・・
私と果耶は
焦って焦って
焦りまくった。
そしたら近くにいた
大人の人が
救急車をよんでくれた。
1週間経ったのに
純也はまだ
意識不明の重体。
私は果耶の前で
泣いて泣いて
泣きまくった。
そして
自分を責めまくった。
涼「えっえっえーん
うぅ~」
果「すずな・・・」
2週間経ったある日、
純也ママから
私と果耶に電話がかかった。
純也が意識を
取り戻したようだ。
私たちは急いで
病院にむかった。
でもおそかった・・・
私たちが病院に向かう途中に
純也は死んだらしい。
涼「嘘・・・
でしょ・・・」
果「えっ・・・」
・。・。・。・。・。・。・。・。
私はその日から
泣きまくった。
純也のいない部活は
つまんなくて
部活も休みがちになった。
そんなある日、
純也ママから
ちょっと家に
来て欲しいと言われた。
純マ「涼凪ちゃん、
ちょっと家に来てくれる?」
でも私は断った。
涼「・・・ごめんなさい・・・」
行って純也のことを
思い出すのが
嫌だったのだ。
でもその日から
毎日純也ママから
電話が来た。
プルルルップルルルー。
思い切って
行くことにした。
純マ「涼凪ちゃん!?
来てくれたの・・・
ありがとう・・・
渡したいもの・・・が・・・
あるの・・・
ちょっちょっと待っててね・・・」
涼「はい・・・」
純マ「はい・・・
これ・・・」
純也ママに
手紙を渡された。
純也からだ、
思いきって
開けてみる。
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涼凪へ
コレが母さんからお前に渡される頃は、
俺死んでるんだよな。
これは意識が戻った時に書いたんだ。
でも、意識が戻ったけれど俺はもう死ぬらしい。
もっとみんなと過ごしたかった。
もっとお前、涼凪と過ごしたかった、
笑いたかった。
俺、お前が好きだ!!!!
ずっと前から。
これからはもう俺いないけど頑張れよ。
大好き。
純也より
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私の目からは
涙が溢れ出していた、
そして手が震えていた。
私はすぐ家に帰って
純也宛に手紙を書いた。
決して渡されることは
ないとわかっていても
書いていた。
その日から私は、
誰よりも部活に
真剣に取り組んだ。
純也に言われたように
何事も頑張った。
そんなある日、
真っ青な大空を見上げると、
純也が微笑んでる気がした。
涼「よーぉしっ!!!!
頑張るぞー!!!!」
果「なにっ?
急に!」
涼「えへへっなーんも!」
純也!
これからも頑張るね!
*happy end*