女の子のお父さんは
事故で亡くなってしまった。
ある日、お母さんが
「紹介したい人がいるから」
といって
ある人に会わされた。
その男の人が
連れていたのは
学校で席が隣の
男子だった。
次の日学校に行くと、
その話は学校中に
広まっていた。
いろんな男子に
いろんなことを
言われたときに、
義理のお兄ちゃんが
明るく守ってくれた。
その時に気づいた。
義兄ちゃんのことが
好きなんだと。
次の日から
義兄ちゃんと
接しにくくなった。
* ――― * ――― *
翌日、2人で
テレビを見ていたときに
来週はミアの誕生日で
2人でどこかに行こうかと
いう話をした。
誕生日の日がきた。
でも、ミアは待ち合わせの時間に
待ち合わせの場所に
行かなかった。
すると、電話が
かかってきた。
義兄ちゃん
からだった。
電話に出ると、
「早く!
待ってるから!」
とだけ言われた。
その場所に
行ってみると
誰もいなかった。
「あれ?
義兄ちゃんどこ?」
と言っていると、
パッと辺りが
明るくなった。
そして義兄ちゃんが、
「血が繋がってなくても
兄妹だから。
はい。
誕生日おめでとう!
それから、
大好きだよ!」
と言って、学校でも
ずっと欲しいと言っていた
ネックレスをくれた。
「ありがとう!
私も好き」
と言って、2人は
手を繋いで帰った。
*END*