こんにちは!
私、濱尾咲綺です!
突然ですが、
私の好きな人は、
雨宮翔です!
イケメンで
運動もできて、
とにかくモテる。
*******☆* ある日 *☆*******
?「おはー、さき!」
さき「なるみ~
おはよー!」
この子は私の幼なじみ!
可愛いなるみだよ!
なるみは
私の好きな人を
知ってる。
実は私には
もうひとり
幼なじみがいて・・・
?「はよー、
さき、なるみ」
さき・なるみ「しょうたろう!!」
そう、もうひとりの
幼なじみはしょうたろう!
小さいころからいつも一緒!
なるみ「しょうたろう、聞いて?」
しょうたろう「なになに~?」
そしてなるみは
しょうたろうが好き。
さき(こそっ)
「なるみ、応援してる」
なるみ「//////」
しょうたろう「?」
女子「キャー!!!」
乃乃「翔様!
カッコいい」
さき(ボソッ)
「翔モテるなぁ」
* ――― * ――― *
キーンコーンカーンコーン。
授業終わった~。
一気に教室が
明るいムードに変わる。
でも私は暗い。
なんでかって、
嫌いな、委員会!
さき「はぁ」
なるみ「さき、
今日委員会だよね。
先帰ってる。ジャーね」
しょうたろう「んじゃ!」
さき「バイバイ・・・」
*******☆* 委員会 *☆*******
いつもの席に座ると
ポツポツと雨の音がする。
まさかっっ!!!
ザーーーーーー
やっぱり雨降ってる。
今日傘
持ってきてないよー。
ガラガラ。
先生「委員会を始める」
さき「はぁ」
翔「どうしたの?」
えっ!? 気づいたら
翔が隣に座っていた。
さき「雨宮くん!」
翔「ボーッとしすぎ!」
そういいながら翔は
私の頭をこづいた。
さき「//////」
そんなようすを
乃乃は見ていた。
*******☆*******
先生「委員会を終わる」
さき「よし、帰ろ!」
乃乃「濱尾さん」
さき「どうしたの?
青井さん」
乃乃「さっきの何!?」
バシーン!
さき「っ!」
乃乃「翔は私のもの。
わかった?」
翔「・・・」
スタスタ・・・
何あれ、今
翔みたよね!?
なのに無視!?
乃乃「・・・尾さん、
濱尾さき、
わかった!?」
さき「・・・うん」
乃乃「そっ、
だったらいいわ。
あっ、でも関わったら、
またおしおきするから!」
さき「はい」
*******☆* 帰り道 *☆*******
なんで!?
雨降るし、
翔に無視されるし
乃乃ちゃんにあんなこと
言われるし。
もー、やだ(泣)
濡れながら帰った。
何もかもが、
嫌になった。
?「さき!
何やってんだ!?」
さき「しょうたろう・・・」
しょうたろう「バーカ」
そういって
しょうたろうは
傘を差し出してくれた。
優しい。
さき「あのね」
私は全てを話した。
しょうたろう「そっか。
そんなことが」
さき「ありがとう、
ジャーね!」
しょうたろう「さきっ!」
そういって、
さきの腕をつかんだ。
さき「っ!」
しょうたろう「俺は、
さきが好きだ」
さき「しょうたろう・・・」
しょうたろう「雨宮じゃなくて
俺じゃダメですか?」
さき「ありがとう私も、
しょうたろうのこと
好きだったのかも」
しょうたろう「良かった、さき!」
*******☆* 次の日 *☆*******
なるみ「そうなんだ」
さき「応援するって
いってたのに、ゴメン!」
なるみ「さきがしょうたろうのこと
好きって知ってた。
いつも雨宮くんって
いってたけど
見てたらわかるよ」
さき「なるみ・・・」
なるみ「応援するって
決めたんだ!」
さき「ありがとう!」
なるみ「うん」
しょうたろう「おはよー!」
さき・なるみ「おはよー!」
しょうたろう「さき、
これから、
幸せになろうな」
さき「えっ!?」
なるみ(笑)
さき「うん!」
私、濱尾咲綺、
彼氏ができました。
友達との友情も
深まりました。
どんなことがあっても
もう大丈夫。
一緒に乗り越えられる。
しょうたろう、
なるみ、大好き!
*END*